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2015年11月10日 (火)

TheOMM 参戦記 その3

■1日目夜

フィニッシュ時間、実際は19時半になるが、明日は標準時刻なのでもう18時半で行動しておいたほうが無難。(と、いうことをホントにそれであっているか何度も考える...)

風もそこそこで星空も見え、テントは張りやすかった。張るスペースもまだ充分あった。テント内は2人でも特にストレスはなく、暖かく落ち着く。夕食をつくり標準時20時半ごろに就寝する。その後、夜間はかなり風が強く、一度テントがつぶされかけたが、明け方に徐々に収まっていった。

■2日目 33.1km/up2710m

スタートは7:30からということになった。5時半~5:45ぐらに起きることとする。6時半には片付け開始で、7時前にはテントの撤収完了。多少冷え込んでいるが、雨でないので昨日より楽だった。

S-1 10:08 ave3 7:29

開けているが手前の急斜面のため、CPの沢は見えない。エリートクラスの同時スタートが6チームほど。私たちは先行3チームの一角としてCPに到着。

Day2_1

1-2 25:19 ave3 15:47

登りを抑えるプランでルートチョイスする。このチョイスは同時スタート組では我々だ けだったが、同時かやや先行する形でCPに到達できた。

2-3 38:56 ave3 25:07

ここは若干ライン取りに差があるものの基本同じルートチョイス。我々より少しスピード感のあるチームに先行を許すが、2番手でCPに到着。

3-4 1:10:32 ave3 47:05

林道を登りきった地点で休憩。ここで何組かに先行されるが、その後のライン取りがうまくいき順調に4に到達。走りやすく区間も多く、「普通に」風景を楽しむ余裕あり、この時点では完走は間違いないと感じられていた。我々やその周囲のチームは尾根に上がるルートだが、トップ集団は緑のルートを取っている模様。これはまったく見えなかったし、速いとは思えないのだが、、、

4-5 1:06:40 ave3 46:42

道に出るまでのライン取りが結構難しく、山火事跡みたいなところも通過する。谷をつめ順調に斜面に取り付くが登りがタフだった。下りはトレイルがつながっていてラッキーだった。しかし、このあたりから後続スタートのチームにどんどん交わされるようになり、走力差を感じる。

5-6 43:03 ave3 29:33

初めての樹林帯区間。快適に走れるかと思ったら、深い湿地と傾斜した斜面の踏み跡で消耗する。想定よりかなり時間がかかり、手こずった感があった。

6-7 70:45 ave3 42:48

登りはトレイルが使えるが、足元はやはり緩い。平原にでればスピードがあげられるかなと思ったが、ここからが非常に厳しいモコモコした柔らかい足場だった。一歩一歩フレキシブルすぎてバランスを取るのが一苦労で特に足首への負担が大きい。CPまで残り1.5km、なんと35分かかっている。ここで完走ペースに対しての貯金はなくなった。緑のようなラインのほうが走りやすかった可能性もあるが、地図から事前に判断するのは難しい。

Day2_2

7-8 1:18:02 ave3 52:50

谷沿いは踏み跡がしっかりしており、その後の下りも走りやすいラインを見極めながら進めた。その後、道に出るまでが少々タフだった。エネルギーが切れ気味なので足元のブルーベリーを何度もつまんだ。道に出たところでじっくり補給して回復を図る。ブルーベリー夢中になり過ぎたなのか、タイムが遅い...

8-9 1:03:36 ave3 50:03

2日間の総仕上げ的なタフな400m登りの区間。体力的にきつい区間だったが、足場がよいせいか上位とのタイム比は悪くなかった。17時ゴールはまだチャンスがあるが、CP9の15時関門はもう間に合わない。有人関門でナンバーチェックのみか終了宣告かで運命が分かれる。ちょっと先にCPに着いたチームが先に進もうとしていない。ああ、これは、、と理解する。我々もそこでタイムオーバーを告げられ、会場へ直行するように指示を受ける。

Day2_3

9-G

会場まで6.5㎞/up150m(コースをたどると8.5km/up250m)。ちょうど村越、田島チームも同じタイミングで戻ってきたところだった。

■まとめ

オリエンテーリングやトレイルランニングからこのレースに興味をもつ人は多いと思います。それらのレースよりいい成績を出せるかというと、それほど易しいものではないというのが私が出場した感想です。

今回、トップチームとのタイム比は145%ほどで、過去に出場したオリエンテーリングの世界選手権よりトップ選手とのタイム比は大きいものでした。(もっと言えば、トラック競技の世界記録との比率より大きい)

もっとも、足場の良い区間では125~130%程度の差なので、基本的な走力差はそのぐらいであると考えられます。問題は足場の悪い区間にあります。まず、荷重のある中での足場の悪い場所を進むパワーに欠けているというのがあり、さらに地図から得られる情報だけでなく、現地の判断で移動しやすい場所を選んで進む技量の差いうのも小さくないでしょう。地図読みでのナビゲーションはほぼ完璧でしたが、現地判断でのナビゲーション(というよりはドライビングか)はまだまだでした。そこに悪天候が加わるため、その差が増幅されてます。例えば、我々はめまぐるしく変わる気象条件に何度も着たり脱いだりがあり、それだけで初日は20分程度費やしています。その回数や時間を短縮するといったことも必要になってきます。従って経験によってタイムを短縮できる面もあると思います。

選手層自体はそれほど層が厚いわけではなく、今回エリートでは中位に位置していたし、10位以内であれば手に届く差ではあると感じます。しかし今回規定時間内完走は6チームで、そこに食い込みにはかなりの隔たりがあるのも事実です。(これは今年のコースが例年より長かったというのもあるみたいです)

達成感のある到達地点は、完走のうえの順位をつけることだと感じています。それが目標として適切か、そこまでフォーカスできるか、といわれるなかなか厳しいというのが正直なところです。

今回の収穫は、やはりそれは参加してみないと分からないことだったので、そのレベルを実感できたことがまずひとつ。また、タフなスケジュールでの参戦であったけど、想定内の疲労でこなすことができたのは、収穫というか、ホッとした点です。この競技はチーム戦であり、昨年相馬さんと参加予定でありながら、行くことが叶わず心残りがありました。今年チームを組んだくれた山田くんには感謝したいと思います。完走こそ果たせませんでしたが、私自身は今まで身につけてきた体力は技術はきっちり発揮できたと感じています。また、彼のほうがこの足場に適性があり、悪天候へのタフさも持っているので、チームメイク次第ではもっと上位を狙えると期待したいと思います。

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