桐生~日光
秋も深まり、少し標高を下げても良い気候になってきたので、「街から街へ山を越えて」というテーマでコースを模索してみた。日帰り圏内で10時間程度の行動時間ということで、思いついたのが桐生から日光のラインだった。
電車だとスタートが遅くなりすぎるので桐生までは車で行く。350発540着。駅近くのコインパーキングに駐車(24H/\500)。
10月25日(土)
556出発-705野峰登山口-758野峰800-840熊鷹山-917氷室山920-1017地蔵岳-1032細尾峠-1116三枚岩-1247地蔵岳-1323薬師岳1327-1339細尾峠-1507東武日光駅
コース取りについて、桐生からはすぐに吾妻山に登り、鳴神山へと縦走し根本山へ至ることもできるが、非常に起伏に富んでおり、根本山の時点で累計飛高が2600mに達する。これではさすがに日光までたどり着けなそうだったので、序盤はロードとする。最長で根本山登山口まで20km引っ張ることもできるがそれも味気ないので東側の野峰~丸岩岳~熊鷹山の稜線ラインとする。これで序盤のロードは12km少々。ちょっと長いが許容範囲だろう。
ゆっくり走り出し、徐々にキロ5分程度で安定する。野峰までは非常に手入れのされた植林の森で、野峰から先は色付いた自然林が続く。踏跡は薄いが藪が全くなく、とにかく森の美しさを感じる。美しい自然林は十二山を経て氷室山あたりまで続く。氷室山から先は若干植林地もでてきて、やがて林道に至る。地蔵岳手前までは林道だが、距離が長く感じる。
地蔵岳直下は踏跡薄く、急斜面を直登する。本コースの唯一の難関となる。粕尾峠手前から車道で三枚岩登山口まで3.5kmほど。このあたりはいくつか道路脇に水流があり、飲用は微妙だがいざとなれば使えると思う。(なお、この先行者岳手前でもトレイル脇に細い水流がある。山麓までで水が得られるのはこの2箇所のみ)
地蔵岳~薬師岳の間
古峰湿原からも自然林のトレイルが続き、本日2つめの地蔵岳の登りがアクセントとなる。薬師岳までの区間が本コースのクライマックス。紅葉がすばらしい。薬師岳からもまだまだ縦走可能であるが、整備された登山道でなく、見るからに起伏も激しいため、今回は無難に細尾峠を経由し、歴史ある峠道で日光の市街地へと下った。
世界遺産・神橋
東武日光から特急に乗り、栃木駅で両毛線に乗り換える。車窓からの夕景と今日駆け抜けた稜線を見ながら、こういう時間はほんといい時間だなあと感じた。
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