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2013年8月31日 (土)

奥秩父-笛吹川源流ぐるり-

昨日休みを取って行ってきた。奥秩父の周回コースもいくつかやってきたが、このコースは決定版!といえるだろう。何より形がいいし、最高峰を含んでいる。

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笛吹の湯(5:30)-徳和峠(5:56)-乾徳山(7:16-7:21)-黒金山分岐(8:00)-大ダオ(8:13-8:18)-白檜平(8:58)-北奥千丈岳(9:45-9:49)-国師ヶ岳(9:55)-東梓(10:42)-甲武信岳(11:48-50)-甲武信小屋(11:55-12:02)-西破不山(12:43)-雁坂峠(13:24-13:28)-雁峠(14:18)-笠取小屋(14:28-14:38)-白沢峠(15:24-15:28)-R140(15:54)-笛吹の湯(16:19)

岩あり森あり草原ありのとてもいいコースだが、最大の難点は前半水場が全くないこと。最初の水が得られるのはスタートから6時間半を経過した甲武信小屋。水を2.5L背負って持つには持ったが、やはり少々しんどい。大弛に降りると40分ほどプラスになるし難しいところ。真夏ではなく6月か9月後半にやると良いかも。

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乾徳山から富士山

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黒金山、左にゴトメキ、奥に北奥国師。序盤1/3の山々

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北奥千丈岳。コース上唯一のハイマツ帯

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雁坂峠。破風山の登り返しが灼熱地獄だったので日が陰って助かる

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白沢峠。最後はこれ。訪れたのは9年ぶり。

 



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2013年8月27日 (火)

エクステラ トレイルラン

週末は奥日光のエクステラトレイルラン50kmに参加してきました。 結果はこちら

エントリーは150名程度で、トレイルランニングのレースとしては規模は大きくない。しかしながらコースは本当に魅力的だった。コースエリアの標高は1400-2500m程度で、標高の低いエリアは主に湖畔の森の中のトレイル、コースの大半を占める中腹は苔むした針葉樹の森、 そして日光白根山など高いエリアは森林限界の上と、どこをとっても魅力的な風景を楽しむことができる。このコースはきついという評判だったけど、最初から最後まで楽しく走ることができた。

ただ、制限時間が厳しく(後半部分は日が暮れたらかなり危ないので仕方がないと思う)、完走するのはなかなか大変レースです。

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あと、環湖荘のある丸沼湖畔のロケーションがすごいいいことも魅力。隠れ家的でありながら解放感もある素敵なところで、また行きたいと感じました。

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2013年8月22日 (木)

南アルプス[DP2M]

この夏撮った写真をいくつかピックアップしてみました。

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2013年8月19日 (月)

南アルプス横断3日目

8/11
想定行動時間は9時間。朝はライトがいらなくなってからゆっくり出発4:50。順調に下り、6:20さわら島ロッジ。6:40発。再び一気に高度を稼ぎ、トラバース開始地点8:12、9:12河原に出るが、水は往復10分ほ ど谷を下る必要があった。9:26出発。森の中は涼しく、稜線は暑い。

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10:20笊ヶ岳着。展望広がる。昨日のルートを一望。10:31発。

11:09-11:12布引山。11:49-11:53棚横手山。下っていくにつれ植生が低山のものとなり、気温も上がってくる。12:50-12:55川で水浴び。谷沿いの道を行くと人里が近づくのを感じる。13:43老平集落。13:48ヴィラ雨畑。温泉&バスも出るようなのでここで終了とする。3日間の汗を流すのは極楽だった。

その後、バス、電車を乗り継ぐが、身延線が大雨で下部温泉駅でずっと待機。 帰宅はぎりぎり日付が変わる前となったが、3日間印象に残るローカル路線と山の旅と なった。

距離不明/累計比高8000m
総時間47時間30分(行動時間27時間30分)

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2013年8月16日 (金)

南アルプス横断2日目

8/10
昨晩到着時に水が残り400mlだったので大事に使う。335行動開始。緩斜面、倒木帯は夜間難しい、登りに入るとルートは明瞭になる。350加加森山分岐点。しばらくは高低差が少ない。開けたところのルート維持がやはり難しい。変則二重山稜の鞍部から主尾根までが荒れている感じがしたが、もっといいルートがあったのかも。Img_1067
光岳から池口岳と加加森山

光岳への急登からライト不要で、515山頂着、522光小屋。水場に下り水不足解消。小屋前へ戻り、湯を沸かしラーメンとコーヒーでほっと一息つく。603出発。

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樹林帯は快適。森林限界超えると日差しが強いと感じつつ、802茶臼岳。上河内岳への登りでこの暑さが手強いことに気づく。水の減りが早くなり小屋手前で尽きる。942聖平小屋。10時目標だったのでタイムの貯金はあり大休止。どうも水だけでは元気が出ないのでコーラ購入。300円。聖平小屋は全般的に物価が安い。

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水分は計2L持ち1002発。聖岳に向かう。しばらくはちょっとした日陰がありがたいが、大斜面に入ると避けようがなくなる。何度も立ち止まりながら1129聖岳、1234兎岳、CT比0.5維持が怪しくなる。小兎岳水場で残量を確認。まだ500mlあったので、一安心。1358百間洞山の家。汗でだいぶ塩分不足を感じていたのでカレー。味噌汁もついてきてありがたい。1425発。

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赤石岳へ700m登り返すが、日が少し翳ったのでつらくなくなった。百間平は広々していて心地よい。1600赤石岳。3日目のコースを考える。二軒小屋経由だと伝付峠~笊ヶ岳~下山まで水場がないのが今日の状況からリスキーなので、無難に赤石小屋~椹島とする。1715赤石小屋。一般的には遅い到着だが、大気が安定しているのでテント張って飯を作ってもまだ明るい。

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2013年8月14日 (水)

南アルプス横断初日

13:22 飯田線 平岡駅

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暑い。いかにも夏休み。バス(乗合タクシー)が、遠山郷まで出ているので乗る。13:45発。
和田バス停近くに自販機、水道があったので水の準備。14:15行動開始。ここはちょうど南信濃のアメダスがある場所。気温は36度だったらしい。車道を走ると汗が噴出す。

鶏冠山へ
池口岳ルートは以前行ったことがあるし、笹ノ平の風景が良さそうだったので、ややバリエーションだが、鶏冠山経由とした。水の補給を考えシャクナゲ沢ルートを選ぶ。河原歩きで藪を分けた時に腕を蜂に刺されたので、川で腕を冷やす。

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15:06尾根取り付き。登りは急なところもあるが特に問題なし。シャクナゲ沢1100m地点で水を満たす。予定通り17:30に鶏冠山北峰。

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笹ノ平
今回訪れてみたかった場所。一面笹の緩斜面。向かう池口岳はガスのベールの奥。踏跡途切れ一部藪こぎ。

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池口岳へ
やや不明瞭な箇所もあり、かなりの急登。8年ぶり南峰の肩に出ると、なんとなく風景を思い出すが、夕暮れ迫る中であまり余裕無し、北峰を越え、18:50ジャンクションでライト点灯。加加森山へと19時半までを目途に行動予定。

しばらくは尾根が細かったりで20分ぐらい進むと平坦地。するとテントが1張り。中の人はこちらに気づいたようで、「どちらまで?」と。「もうちょっと進んで、テント張ります」と答えて先へ進む。この先は緩やかな登り。尾根が北向き平坦になってきたあたりで良さそうな場所があり、時間も19時半になったので行動終了とする。風も通らない静寂の森の中。

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2013年8月12日 (月)

南アルプス横断

夏休み第一弾として、8月9-11日、2泊3日で南アルプス横断してきました。

富士川と天竜川は南アルプスを挟む大きな谷で、それぞれ飯田線と身延線が走っている。巨大な南アルプスを越えて、この谷を結んでみたいというのが、以前からの地図を眺めての発想で、過去、2006年5月に深南部の横断を試みているものの、実力足りずに失敗している。今回は盛夏であるので、3000m級を越えることをテーマに横断コースを考えてみた。いくつか案はあったが、行ってみたい場所、久々に訪れたい場所と体力、スケジュールなど現実的な要素を絡めて大枠を決めた。

飯田線平岡駅から入り、最初に鶏冠山に登り、最後は布引山から下山し身延線下部温泉駅に抜ける。(途中、最長であれば悪沢岳-二軒小屋まで北上という案だったが、実際は赤石岳-椹島経由となった)

家から1泊2日だと交通の便から不可能で、2泊3日になるのは確実。麓に1泊+山小屋の1泊軽量トレランスタイルか、テントorツエルト2泊か。持っているINOV8の25Lザックがテントを含めても収まるので、テント泊ということにした。気温が高温傾向だったので、標準のテント山行から寝袋だけ削って(ダウンジャケットで代用)、水なしで6kg程度に荷物は抑えた。ストックもなし、シューズはXタロン212。(続く)

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