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2012年12月30日 (日)

年末合宿

今年は2日目から参加。前夜今市は雪だよという連絡があり、時間に余裕ができたので、行きは下道で行ってみることに。埼玉は雪にはならず濡れた路面は気温4度。東松山で夜明け。

熊谷から北上し利根川を越え、太田にくるとあたりはニューイヤー駅伝モード。ナビ画面の片隅には金山総合公園が現れ、春の全日本スプリントを思い出す。

さらに案内に従って足利方面に進むと、渡良瀬川。

川の流れと雲の上に浮かぶ新雪を被った赤城山が幻想的で、渡良瀬川と言えば渡良瀬橋だけど、この景色もなかなかいいよね、なんて思っていたら、なんとその橋こそが渡良瀬橋だった。

こんな偶然出会う風景のときめき感はいいなあ、と思う。

鹿沼まで来ても雪はない。今市手前10kmぐらいからようやく雪が現れ始め、ファミテックのカーブまで来ると道路も積雪していた。ただし気温はプラスで、半分溶けていた雪は運転には支障がない程度でチェーンの出番はなかった。今市駅で3人ピックアップ後、合宿に合流した。

で、今回の合宿から選手としての3年間と違い、コーチのひとりという立場で参加となった。コーチというと構えてしまいそうだが、当面の役割は設置撤収と、フルメニューに参加して選手たちにできるだけ多く比較材料を提供するというところ。それぞれの得意分野を生かして、、ということですね。

今日の3本のファシュタでは何人もの若い選手のいい動きをみることができ、シニア選手も力を保ちつつ、若い世代にも厚みがでてきたと感じた。やはりこうでないと。

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2012年12月23日 (日)

フォトロゲ川越

今日は小野くんとチームを組んで川越を走ってきました。3時間49分で移動距離は43㎞ほど。実は職場も川越市内だし、出身校も川越市内で、人生の1/3以上は川越に通っている。しかし、中心部と南大塚周辺以外は土地勘があまりなく、ほぼ全域に土地勘がある所沢、飯能、入間、狭山とは大違い。まあ川越は町を抜けると水田地帯があまりに広大なので、、

Img_0503

写真は伊佐沼。高校時代は、授業中居眠りしている奴は伊佐沼往復、ゲームに負けたら伊佐沼往復、、と、罰の代名詞として恐れられた場所で、一部の体育会系の部活を除けば、たどり着くことが困難な場所と認識されていた。

ちなみに距離は往復しても5,6kmだが、恐れられた理由は、市街地を抜けると吹きっさらしが非常に厳しいためでもあった。実際、冬場の体育の授業では少しだけ市街地を抜ける所までジョグをすることがよくあり、文化系&学校ジャージではその過酷な環境は10分が限度だった。

そんなわけで、本日寒風吹く中初めて伊佐沼に行き、さらに北上してぐるっと南下していくというのは、当時からしたら想像だにしないことだったろう。そして、そんなことを楽しむ大人たちが多くいるということも(自分もだが)。以上、楽しく走れました。


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2012年12月17日 (月)

塔ノ岳TT

日曜日は塔ノ岳タイムトライアルに参加でした。

多くの人がチャレンジしているこのコース、自己ベストは昨年2月の68分台で、先月の橋本コースでの通過タイムは73分台となっていた。ベストは難しそうな気がしたので、目標は先月からマイナス3分でちょうど70分。9時半制限時間のところ、5分の余裕を持って4名で8時15分にスタート。

大倉バス停
堀山ノ家 3910
花立山荘 5741
塔ノ岳  7020

ほぼ思った通りのタイムだったけど、やっぱり負荷が高くてキツかった。。。 11月の時が堀山ノ家通過が41分で、今回は39分。その2分でかなり苦しさが変わってくる。 後半も山頂がゴールのため何とか1分縮めることができたが、目一杯だった。ただ、キツくても集まって走るのは比較もできるし、楽しい。いい刺激をもらえました。

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2012年12月 9日 (日)

鎌倉ロゲイニング考察

土曜日は鎌倉でのロゲイニング開催でした。今回で丸3年、10回目となりましたが、これだけ続けて来れたのはご参加いただいているみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。それにしても風が強かったです。10回目にして初めて海岸スタートを諦め、屋内スタートなりました。しかし、10回やっても雨に降られていない(途中多少降ったことはあっても)のは某リーダーと違って、私が晴れ男だからでありましょう。

次回はまた半年後ぐらいの開催予定です。開催の体制などはチーム内で検討の上、また春頃にご案内いたします。仮に某リーダーが登場するとして、6月開催だと雨は避けられないでしょう。それは冗談として、今後ともロゲイニングの楽しさを伝えていきたいと思いますので、ご愛顧お願い申し上げます。

今回の公式の結果はTEAM阿闍梨のWEBページに載りますので、ここでは私が気が付いて考察を記したいと思います。

121208_all

まず、今回の地図とCP毎の訪問者数バブルチャートです。やはり鎌倉中央部は点数の高い低いに関わらず訪問者数が多いです。これは東回りでも西回りでも最終的に街中を通って戻ってくる傾向があったからだと思います。誰も行かなかったCPはありません。93が最小で1人だけでした。遠いところでも118-68は高得点で接続もよいため、訪問者も多めですね。

次の考察です。ロゲイニングはスタート前の作戦が大事といいますが、では作戦の結果、最初にスタートした方向で結果にどんな差異がでるのか、、ということを今回は考察してみます。(これを検証するのは少なくとも国内のロゲイニング史上初めてだと思います)

St1

これがスタートして最初に行ったCPの訪問者数です。ちなみに14は私が引率の講習参加の皆さんのみです。10がかなり多く、23-25の順です。高得点58まっしぐらの方もおひとり様いたようです。

St2_3

そして2つ目。すごくわかりやすい結果ですね。10に行った人は次22に向かい、25,23に分かれた人も本命は58で、ここで合流です。22に行くと次は33。58の次は分散傾向が出ていました。

そこで、10-22と進んだ東組と、58に進んだ西組との結果の違いを比べてみました。ルート検討会でも話題になりましたが、得点を移動距離と比高に係数を掛けて割って、効率指数というのを算出し、効率性の目安も出しています。

東組 平均得点 796 想定平均距離 21.05km 想定平均比高 409m 効率指数 4.07

西組 平均得点 746 想定平均距離 18.86km 想定平均比高 316m 効率指数 4.41

結果、東組のほうが平均得点は高いですが、西組のほうが効率的ということになりました。1位、2位で東回りのため東優勢な感じがあったのですが、走力がないと点数が伸ばせないという傾向があったようです。

よって、スタート前の作戦としては、走力があればルートの固定しやすい東、そうでなければ西、というのが一つの解だったようです。なお、東回りの場合、序盤75に行くという作戦もあるのですが、講習組を除くとおひとりだけでした。その結果は以下の通りです。これも西回りと引けをとらないですね。

10-75 得点 779 平均距離 18.61km 平均比高 388m 効率指数 4.5

おまけで、誰も北上プランは取っていないのですが、こうなると策を練ってみたくなります。それがこれです。14-23...と行きます。

Ama

1位だった篠原さんが1235点 推定27.28km/562m 効率指数 4.88ですので、さらに2㎞走る走力があったら、これぐらい行ける可能性はあります。ただ、後半の時間調整を考えたらリスクのほうが大きいですね。

しかし意表をつくルートであっと言わせるのもまた面白いかもしれません。ということで、ロゲイニングは解がほんとたくさんあるし、いろいろな要素が得点に影響してくるので、面白いなと改めて感じました。

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