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2012年1月 8日 (日)

森を走ろうシンポジウム

分科会Ⅰの報告者という立場で参加させていただいた。テーマは「より速く、より安全に」ということで、働きながらいかにトレーニングを生活の中に取り込むかということと、安全についていかに配慮するかということで報告を行った。安全については駆け足になってしまったというか、時間的にも話の流れ的にもそれだけで独立したテーマやったほうがよかったように感じた。ちなみに分科会ⅠとⅡの参加者数は2:5ぐらいだった。

「より速く」の伊藤さんの報告から「最近の研究では、20%の高負荷トレーニングと80%の低負荷トレーニングが一番効果が高い(逆にいえば中負荷は不要)」「海外の陸上長距離のトップ選手はその負荷比率で週150㎞、つまり月間600km程度のトレーニングを行っている(逆にいえばそれ以上は不要)」という内容が興味深く、その指針でやってみる価値はあるように感じた。おそらく3000m走もフルマラソンもハセツネもオリエンテーリングにも速くなるためにはその考えはベースになると思う。

ただ100マイルとなるとまた別モノだろうということが分科会での見解だった。トレーニング単体というよりも日常生活の中に強くなるヒントがあるのかもしれない。一つのデータとして、ハセツネで7時間40分前後で優勝記録を持つ鏑木、横山、山本の3選手がUTMBでは22-24時間程度のおよそハセツネの3倍のタイムで走破している。しかし私を含め8時間中盤~9時間程度の選手が同じく3倍の26-27時間で走れているかといえば、30時間も切れていないのが現状だ。上記3選手が特別な何かを身につけているのかもしれないし、あるいは人間は連続24時間行動を超えると極端にパフォーマンスが低下するようになっていて、その前後で大きな差になっているのかもしれない。UTMFでどういう結果がでるか私は着目している。

全体を通じて感じたことなど。やはりレースの開催するにあたっての大変な部分についての話題が印象に残った。トレイルランニングがメジャースポーツかマイナースポーツかは、やっていない人からみれば同じことなので、どう理解してもらうかが大切なのだろう。それを伝えていくのが「情熱」で、他のことは後からついてくる。競技者としてもそうだし、主催者側にまわってもそれは同じだろうということを感じたシンポジウムだった。

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