朝霧高原ロゲイニング
朝の富士山
2年ぶりの参加となった。土曜日の読図講習会から始まり、密度の濃い2日間だった。松代に続いてTEAM阿闍梨男子チームということで、松本さんとチームを組んで参加した。松本さんとはもはや伝説の安曇野アドベンチャー以来、久々のチームだが、共に2年前にUTMBを完走しているし、その安定感はとても頼りになる。今回は運営側の村越さん小泉くん、阿闍梨女子チームと、阿闍梨で惜しみなく力を投入して臨んだ。
阿闍梨M&W
参加チーム情報が事前に知らされないため、実力派チームとしてはスタート前は回峰行チームにお会いするが、あとは分からないままスタートを迎える。とりあえずダッシュ気味にスタートするが、ついてくるチームはいない。
SIのパンチは私が行うことでほぼ走力差は補え、ロードは松本さん先導で進む。下って上ってCP22人穴神社まで19km少々で1時間32分ほどだった。キロ4分40-50秒程度だろうか。ロードは終盤までそのペースを維持でき、移動距離は50km、累計比高1100m程度だった。過去のロゲイニングの中でもかなりいいペースで、おかげ筋肉痛である。
作戦については動画にアップされるとのこと。今回作戦タイムは10分と短かったのだが、大枠は5分で決まった。ただし実際に走りながら一部ルート修正をしている。
富士山麓エリアでのナビゲーションに関しても大きなロスはなかったし、ペースの大幅低下もなかった。しかし30秒ほどだが制限時間をオーバーしてしまった。これは20点からゴールまでが直線距離では約2.7kmで目測では3割増しの3.5km程度で20分あればと読んでいたが、実際のルート距離が4.2kmあったことが原因だ。曲がりが多く登り返しも多い。これについては読みが甘かった。むしろよく30秒程度の遅刻に抑えて一安心だった。
作戦面での課題としては、CP9の取捨だろう。スタート直後CP11に取った後、9は配点の割りに出戻りが大きいことを感じ取って、松本さんと「涸れ沢をいくと15に直接行けるんですよね...」話はしたものの、限られた時間で捨てるという決断ができなかった。実際は、9を捨て(-9)、遅刻を逃れ(+10)、CP7と5(+12)を取ることによって+13ポイントは戦略で伸ばすことができた。
よって我々の巡航だと579点が狙えた上限だろう。レース序盤でそこまで見据えた決断ができるかどうかが今後の課題になる。一方、当初はスルーの予定だった30点であるが、進みが速く34よりも費やす時間が少なそうだと判断できたので取りに行くことにした。こちらは正解だった。
ちなみにコース設定の小泉君によると600点は狙えるように組んだとのことで、これはあと移動を15分ほど短縮する力があれば可能性がでてくるかなといった感じだ。そこには届かなかったが準ずるレベルの結果は出せたので、総じていいスペックのロゲイニングになったと分析したい。
次は有度山ロゲイニングに参戦する。コンビを組むのはもっちー望月さんだ。とても楽しみ。引き回される覚悟である。そして、ライバルとして君と僕チームが早速名乗りをあげてくれた。この勝負に乗っかるひと大募集!
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