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2011年11月14日 (月)

奇妙か川中島か

ロゲイニングの移動の軌跡は、絵を描くのに似ている、と昔美術部だった私は思っている。

今回の松代城址ロゲイニング、事前に芸術的なルートを披露するという抱負を掲げていて、結構反響をいただいていた。何を持って芸術的かということはさておき、前日コイちゃんとの作戦の中で電車利用の可能性も話していたので、それも面白いなという頭はあって当日を迎えた。

いざ地図を広げると、表題の通り奇妙山100点を取るか、対岸の川中島エリアを取るかの取捨選択になった。なかなか悩ましくすぐに結論が出せないでいたが、そこであがってきたのが前述の電車利用の作戦だった。

・時計回りで北東部に展開して行けば、電車で中心部に戻ってくることができる。
・電車の時間が13時1分。スタートから4時間後で、この作戦には程よい時間だった。
・電車では休憩出来るので、そこまでの実質4時間を1ランクペースを上げて走ることができる。
・対岸エリアは14kmほどで、1時間強で回れる。細かく点数を積み上げれば100点に匹敵する点数になる。

この4つの理由が決定打になった。

序盤の南西部山岳エリアはテクニカルな部分もあり、それを活用しライバルチームからリードを奪う。13から速攻で抜けだし、20に向かう背中を見せないという、これはコイちゃんの勝負師の勘であった。対岸に渡り、川中島エリアもコイちゃんの先導で文字通り駆け足で通り過ぎる。34への藪漕ぎアタックも成功で全て計画通りに遂行し、電車に乗る。車内で策を練り、後半は互いに少し疲れが出たが、取りこぼしはなくゴール。ナビもランもお互いの持ち味を生かし、計画の中では最高の絵が描けたのではないかと思う。

さて、奇妙山に登る選択肢はあっただろうか。24から100に向かって42を取って街に下るというのは、時間的に可能だったと思われる。その場合、142点増加し、代わりに34、35、28、27で124点減少し、差し引き最大で18点上乗せにすることが可能となる。実際は街中で若干取りこぼし、ほぼ同じぐらいの点数が現実的な線かもしれない。

しかし、奇妙山は秋色に染まりながら厳めしい表情で高くそびえており、それまでひた走ってきた我々TEAM阿闍梨Mチームを、たやすく寄せつけない手強い存在なのであった。ということで、今回は締めくくりたい。

チームメイトのコイちゃん(小泉君)のブログ

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走ってます。キロ4分20秒ぐらいのペースで巡航。

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GPSの軌跡。電車(大室‐松代)を除くと53kmほど移動した。

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コメント

山羊さん、まさに芸術的なルートでした。当日解説を聞いていて、本当に「美しい!」と思いましたから。聴衆は皆そう思ったに違いありません。素材(松代)を生かしきる腕前(足と頭脳)には唸るほかありません。奇妙山も可能性有ったとうのを聞くと、もしそうなってたら、それこそ至高の芸術でしょう。

投稿: makoto | 2011年11月15日 (火) 10時28分

makotoさん
ロードはかかる時間が読みやすいのですが、やはり脚を使いますね。
その状態で山に挑むのは我々もまだ未経験だったので、可能性は意識しつつも行動には移せなかったというところです。
尼厳山には置かず、奇妙山に特化したCP配置と配点もコンセプトがはっきりして絶妙でしたね。ありがとうございました!


投稿: 山羊 | 2011年11月15日 (火) 22時59分

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