水晶を越えて
翌朝の高天原。朝食後のお散歩。9月にしては冷え込んだ朝だったのだと思う。
霜がびっしり降りている
小屋の前の池も凍っていた。
小屋の前で記念撮影に混ぜてもらったりして、ゆっくりめの6時35分スタートで小屋を出発する。
温泉沢を登る。なかなかワイルドなルートだった。凍結した石で足が滑って半身水没してしまった。
沢の上部まで来れば水量は少ない。この先左の尾根に取りつく。
そして、、ひたすら登る。2300mから2900mまでハイマツ帯の豪快な登りで、なかなか気に入ったルートだった。8時8分温泉沢ノ頭着。
赤牛岳への稜線。穏やかな起伏で非常に快適そう。こっちもいずれ行くことだろう。
そして、今回の山旅のランドマークであった水晶岳を目指す。途中万年雪を見ながら山頂に到着する。8時40分。
水晶岳山頂から。雲ノ平と黒部五郎岳。なんでこんな地形しているんだろう。
穂・槍・間・北・富(つまりは標高ベスト5)が並んで見えていた。山が好きな人にはこの写真でもきっと見えるはず。
水晶小屋。連休最終日らしい平和な風景。9時1分着3分発。
昨日のルートを逆に向かい真砂岳分岐からは竹村新道へ。そして南真砂岳へ到着。ここはアルプスの端っこという感じの小ピークで、静かなフィナーレを感じさせてくれるなかなかよい場所だ。ベリーを少し頬ばる。10時14分着。10時19分発。
正面に鷲羽岳。これもまたいい山で見納めに相応しい。そして、さようならアルプスの山々。素晴らしい2日間をありがとう。
湯俣岳以降は足場がよくなり、ようやく走ることに没頭する。湯俣に11時35分着11時45分発。ここから15キロ弱走り。Wさんの引っ張りで七倉13時8分着。出発から6時間33分で、想定よりだいぶスムーズだった。帰路は温泉に寄り、例によって柳沢峠越えで19時には帰宅できた。
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