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2008年7月 1日 (火)

開催の是非について

思ったことを書いてみました。

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今回は志賀野反トレイルレースは大雨に見舞われ、中止か開催するか、判断が難しい状況だったと思う。まず、判断材料となる先例がない。

悪天候になることも想定されていて、救助体制もそれを踏まえて考えられていたのものとしよう。今回のレースの場合、25kmでの開催というのはやはり最善策であったと思われる。逆に中止になった場合の対策はどうだっただろうか。ワンウェイコースである以上、輸送をどうするかなど、物理的にいろいろ難しい問題が発生する。また各方面への帰りのバスは定刻通りに出すのか、早めるのか、、それを決める要因となる中止になった場合の選手達の行動が実は予測不可能だったのではないかと思う。

大雨の中走ったことのあるトレイルランナーは少なくない。最近では自分の参加したが、裏TTRとか、裏ハコネとかかなりの雨の中で走っている。そういう記事を読んで面白そう、自分もできそうだと感じた人もいるだろう。それらが影響するかは分からないが、レース中止にしても、ここまで来たのだからと「残念志賀野反」という形で有志で山に入る人がいたのではないか、と心配している。そうなると、40kmフルで走ってしまおうという人が出てくると思うし、コース外れ志賀高原から岩菅山あたりを往復しようとする人もいたかもしれない。

もちろん、中止後の行動は、参加者の自由であり主催者は関知しないと言うこともできるが、その人が帰りのバスまで確保していれば、主催者側はもちろん、他の選手も待つ必要があるし、もし遭難者がでたら、現実問題として救助しない訳にはいかないだろう。結局大会当日の帰路につくまでの選手の行動は大会から切り離すことができないと思う。また、山に行かないまでも、野反湖に行きたい人、志賀高原から帰りたい人、片道2時間以上のピストン輸送自体も容易ではなく、収拾がつかなくなってしまう恐れもある。

逆に25kmで開催してしまえば、選手は25kmの決められたコースを走ればよいし、大抵はそれで満足し、想定外の行動は起こさないだろう。運営側はこの区間の救護体制をばっちり固めれば、あとは基本的にオンスケジュールでよいということになる。そう考えると不測のリスクは中止にするよりむしろ小さくなる。そう考えると、志賀高原に参加者が集まってしまった時点で、今回は25kmでの開催するしか選択肢がなかったようにも思われる。それ故に、もう一段山が猛威をふるっていたら、、と思うと恐ろしくもあるが、幸いなことに今回そこまで山の牙を向かなかった。

2000mの山深い稜線、ワンウェイの国境越えを感じさせるコース、それはとても魅力的ではある。今回以上の悪天はなかなかないかもしれない。だが、そこでレースをやろうとしたらどんなことが起こりうるのか、運営側にも選手側にもそういうことを想像させるよい機会だったのではないだろうか。

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コメント

山羊さん こんにちは レースでよく顔を合わせているかげマルッです。野反湖ロッジのストーブの前でWさんと話をしていたものです。
さて,恐らく私の拙いブログも読まれていると思うので詳細はコメントしませんが,確かに選手の輸送の問題について私は思慮していませんでした。しかし,多くの選手が6,7時間でゴールしていることを考えると,その間での手配は手を尽くせば可能ではなかったのかと思います。また,マイカーでの参加者もかなりいたと思いますので,輸送の問題をあまり強調するのはいかがなものでしょうか。また,残念志賀野反として有志で走られる方の心配や遭難への対応までの想像力は働かせ過ぎのように思います。山羊さんは中止になったら,ご自分あるいは仲間と走られましたか?
まあ,いずれにしても結果オーライの仮定の話しになってしまうので,これ以上の議論は止めにしましょう。ただ,書いておられるように本大会は様々な問題・課題を提起したという点で今後のために有意義だったと思います。

投稿: かげマルッ | 2008年7月 2日 (水) 09時37分

かげマルッさん、こんにちは。
ロッジではお話そびれてしまいましたが、よく存じております。
ブログも読ませていただいています。
僕自身は、走った以上は、今回の開催に何か肯定的なことを見つけたいという思いで書きました。
それで、中止にした場合想定されることも考えてみた次第です。
内容に偏りや推論的なところがあればご容赦ください。

>山羊さんは中止になったら,ご自分あるいは仲間と走られましたか?

大会が悪天候で中止のなった場合、当日にそのコースを走ることはやめた方がいいと思っています。
だから走りませんし、仲間が言い出したらやめようと言います。

投稿: 山羊 | 2008年7月 2日 (水) 22時17分

スタート時点であの雨だったら中止になっても仕方ないですね。冷静に考えられる今でも難しい判断だったと思います。
結構タフな私でもレースの翌日以降体調をこわしています。あれ以上天気が荒れたら私でもどうなっていたかわからないと考えるとぞっとします。無事にレースが終わり、次のレースもあるのはトレランが楽しみな我々とりとてもラッキーなことです。

私もこの大会を経てレースに対しての思いが深まりました。みんなもそうであって欲しいと思います。

>仲間が言い出したらやめようと言います。
私は野反湖に止めた車を取りに行くと言い、やっぱ山に入ったかもしれない???

投稿: W | 2008年7月 3日 (木) 08時36分

>無事にレースが終わり、次のレースもあるのはトレランが楽しみな我々とりとてもラッキーなことです。

そうですね。続けていけるということが何よりうれしいですね。
トレイルレースは急激にブームを迎えました。しかし、まだどういうレースが望ましいか試行錯誤の段階で、
主催する側だって完璧じゃないと思っています。コース、天候、選手の力量等々、、判断はほんとに難しいと思います。
参加者もそれを理解しつつ行動して、お互い成長していきたいですよね。

>私は野反湖に止めた車を取りに行くと言い、やっぱ山に入ったかもしれない???

Wさんだけ山に入るのはズルいから、とりあえずバスで野反湖に戻って、
天気が回復したら帰りがけにどこかの山に寄りましょう、と提案するかもしれません。

投稿: 山羊 | 2008年7月 3日 (木) 22時24分

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