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2007年7月30日 (月)

富士登山競走

週末は金曜日に富士登山競走、その後TEAM阿闍梨のトレーニングキャンプに参加してきました。

まず富士登山競走、目標は3時間10分以内を掲げていましたが、3時間12分台に終わりました。正式な途中ラップはまだ手元にないのですが、8合目までは自己最高ペースではあったようです。ただし、最初のロードから「今日は足が重いかも」という感触があり、「どこかで失速するかも」という意識で走っていました。そういうレース中序盤からの感触からすれば、8合目まで持ったことはそんなに悪いレースでもなかった気もします。とはいうものの、7合目以降は北丹沢でも競り合った選手たちと前後する形になり、そこから脱落してしまったこと、さらに、脱落しなければタイム的にも目標を達成できていた可能性も高く、レースの展開としては「負けた」という印象が大きいですね。

これで、不参加だった2004年を除くと、2002年から3:16-3:10-3:18-3:19-3:12と5連続の3時間10分台となりました。安定している分、壁を突き破るのがだんだんと難しくなってきていると感じています。

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富士登山競走は、他のレースに比べてタイムに対しての不確定要素は少ないと思われる。走れる区間がどれだけ長いかと、歩きの早さでタイムが決まる。移動速度から考えると他のスポーツでは考えられないほどゆっくりとしたものである。テクニックはあまり必要とされず、運動能力テストに近い感覚であるともいえる。よって、その選手のもつポテンシャルがはっきり現れるレースだと思う。ただしそれが心肺機能なのか、登坂力なのか、高地適正なのか、筋持久力なのかそのウェイトはわからない。

そんなレースなので、発展途上の選手を除けば、数回参加したところで必ずタイムの壁にぶつかると思われる。そして一度壁にぶつかると、試行錯誤して取り組んでも、結局前年とあまり変わらないというケースも多いのではないだろうか。(逆に満足に練習ができなくても思ったよりいいタイムということもあるだろう。)おそらく百戦錬磨の選手ほど、基礎が安定しているがために、そういう傾向が大きいと思われる。安定・停滞モードに入ってしまった自分が今後、このレースに出続ける意味は?と思うと、ちょっと考えてしまう面もある(平日会社を休んで参加する訳だし、、)。

しかし、移動速度がゆっくりしている分、ちょっとした匙加減で突如として好タイムを出せる可能性もあるといえる。それは富士山に挑み続けたご褒美みたいなものではないかと考えている。だから「NEVER GIVE UP」で良いと思う。

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2007年7月22日 (日)

富士の御庭

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富士登山競走もいよいよ今度の金曜日だが、今日は趣向を変えて精進口登山道から五合目に上がってみた。一合目(天神峠)-三合目-奥庭-御庭-(お中道)-五合目-三合目-一合目というコース。そもそも登山者の少ない五合目以下のルートのなかでもさらにマイナー部類だが、なだらかで道もしっかりしている。三合目から奥庭にかけては重厚な雰囲気の針葉樹林帯で、涼しくて心地よい。そしてお中道まで登れば開けた開放的な風景となる。短い割りに変化に富んでおり、山頂まで行かない時に楽しめるおススメコースの一つにあげていいだろう。

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2007年7月21日 (土)

Final Fuji training

土曜日に山頂まで行って来た。直前の週に山頂まで行ったことはなかったので、今回初の試みとなる。そこまでリスクがあることをやるということは、あまり余裕をもってレースを迎えていないのかもしれない。もうこの段階でタイムを言ってもしょうがないので、あとは本番で結果を出すのみ。下界は曇り&小雨だったが、上は予想外に晴れていて、思いっきり日焼けしてしまった。ふくらはぎが真っ赤。これはちょっと誤算だった。

この日はオリエンテーリングの同期の友人たちとお泊り会があったので、河口湖にそのまま宿泊。一年ぶりの再会であったが、ついに独身は俺だけ。まあ、気楽といえば気楽。(そういうこともあって、どうせならトレーニング、どうせなら山頂、、、というのもあったのだった。)

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2007年7月17日 (火)

'Cross the Breeze

表題は、Sonic Youth「Daydream Nation」収録の一曲。何故か、嵐の日の情景が想像させられる。

そんな不穏な空気がまとわりついてくるような三連休だった。最終日、ようやく山へ向かうが、晴れることはなかった。

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2007年7月14日 (土)

PC入れ替え

今まで使っていたPCのハードディスクがクラッシュしてしまいました。物理的な故障で起動もしないので、完全にアウト。以前から動きが怪しいところはあったのですが、突然壊れるとは思ってはおらず、バックアップはある程度していたものの消滅したデータも、、、過去のメールや心拍データはどうやら全滅。写真や音楽ファイルも一部なくなりました。デジタルデータは劣化しないかわりにこういったことであっさり消えてしまうという恐ろしさもあります。

とはいうものの、過去のものをあまりためこんでも仕方がないかなとも思います。自分は面倒くさがり屋で普段なかなか整理をしないので、強制的に整理がついたと前向きに考えています。

で、NewPC。金曜日に都内で用事があったついでに池袋のヤマダ電機で買ってきました。また4年ぐらいで壊れるかもしれないので、あまり高い機種は買わずにエントリーモデルにしました。ちょっと使ってみたところ特に不満もなく充分なスペックです(Vistaに慣れるにはもう少しかかりそうですが)。それにしてもパソコンは安くなりましたね。

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2007年7月 7日 (土)

久しぶりの富士山頂

今日は久しぶりに富士山に登ってきました。小雨模様で五合目でもかなり寒く、山頂は無理かなと思っていたけど、案外の上のほうは寒くなく、雨も小降りだったので無事山頂に到達することができました。

今年の目標は五合目-山頂90分以内で走ること。過去の最高は2003年のレース時の92分。自己記録を狙うには一つの目安になる。七合目まではいい動きでこれは行けると思ったが、徐々にペースダウンし、本八合目で69分。これじゃ無理だなと思ったら一気に体に力が入らなくなり、山頂まではただ歩いてるだけになってしまった。結局五合目-山頂は98分台。富士山はやはり手強いか。先週の疲れもあるが、それにしても失速が大きいのが気になる。

中の茶屋スタート
馬返し  21:52
五合目  45:38 1:07:20
七合目  26:36 1:33:56
本八合目 42:40 2:16:36
山頂  29:28 2:46:04

下りはスペシャリストのマルちゃんの走りを見ながら降りる。ついていくことはできなかったが、久しぶりに心拍170の下りができて、練習した気がした。今後も鍛えてもらおう。

ちなみに山頂の小屋はまだ開いてませんでした。来週には開くのでしょうか。

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2007年7月 3日 (火)

北丹沢その2

いろいろ記事を追加して行こうと思います。

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去年との比較

       2006               2007
キャンプ場 50:11         20     48:53         17
CP1     1:09:58  2:00:09  12    1:08:37  1:57:30  10
CP2     1:03:00  3:03:09  11    0:59:23  2:55:53  12
姫次     1:03:40  4:06:49  6    1:04:15  4:00:08   7
ゴール    0:39:40  4:46:29  7    0:39:52  4:40:00   9

・CP1-2間が大幅短縮だった。が、体感的に一番楽していたのがこの区間。
・CP2までで7分ちょっと短縮、それ以降は昨年より若干遅い。最後はエネルギーが切れて力が入らない感じになった。CP2までの勢いから考えると、終盤は2,3分失速している模様だが、何とか最小限に落ち込みを抑えた。
・5位小林さんには、風巻を過ぎて、姫次への登りになるところから7分、6位紺野さんには姫次から下り始めて5分ぐらいのところから6分離されている。特に紺野さんは姫次から33分台で下っていることになる。脅威的なタイムだ。
・もう一つ面白いのはダイスケさんとの比較。ロードの走力は5000m持ちタイムで2分近く違うが、彼は意外にも急な登りは苦手らしい。おかげで何度も前後することになった。姫次では5分近く差が開いたようだが、最終的にほぼ同じタイムになった。

・パワージェル*2、アミノバイタルスーパースポーツ*1、アミノバイタル粉末*1、もう一品欲しかった。
・水分は全部で1.5L(うち1リットルが給水所で、道中はわずか500mlの消費(メダリスト))

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2007年7月 1日 (日)

北丹沢

Dscn1268 メジャートレイルランレースの1つである北丹沢山岳耐久レースに行ってきました。参加者が昨年より大幅増の1700人超ということで、会場に人が溢れかえるのでは、とちょっと心配していたのですがですが、雰囲気的には例年通りの感じで、特に混乱はありませんでした。(役員の方々の裏での苦労があると思いますが、、)道中はどうだったのかな。

私の結果は4:40:00。30分台を目標にしていたのでわずか1秒及ばす。でも切りがいい数字だからいいかな。

今日はレース展開がなかなか面白かったです。後でレポートしたいと思います。

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今回はTevaのX-1Control(ゴールドウィン様より頂き物)を使用しました。カチッした掃き心地で気に入っています。

軽量トレランシューズのTevaやLA Sportivaの人が多かった気がします。

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