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2007年5月28日 (月)

ハコネ走ってきました

OSJハコネ50K走ってきました。7時間22分で15位という結果でした。優勝タイムも自分の結果もほぼ予想どおりだったと思います。最後はだいぶばてましたが、嫌になるほどではなく、ちょうど満腹になった頃にゴールという感じでした。まさにトレイルランの祭典といった感じで、とてもよいイベントだったと思います。

■おおよその通過タイム
金時山 2:13
芦ノ湖展望台 3:09
箱根峠 4:28
湖尻キャンプ場 5:33
神山    6:42
ゴール 7:22:45?

■補給
バームロール*2:唯一の固形物
パワージェル*3
ベスパ*1
アミノバイタルスーパースポーツ*1
グリコーゲンリキッド*2:小さいボトルに移し変えて水と一気飲み
アミノバイタルプロ粉末*1
水 500ml:口直しによい
コーラ 250ml:箱根峠で購入
メダリスト 1000ml
アミノバリュー 1500ml

070527

 

心拍と標高グラフです。

心拍数高すぎ!7時間以上走って平均で167。スタートしてわずか3分で170オーバー。そして180に迫る勢い。でもそんなに追い込んでいる感じではなく、実際塔ノ峰までの最初の登りを解析してみると平均18m/minで特別速くない。かなり歩いていたし。原因はよくわからず少々気持ち悪いけどレース中盤まではこの異様に高い心拍のまま進むこととなりました。

中盤の三国山を過ぎたあたりで心拍の平均が一段下がっています。これはずっと高い心拍できたせいか、わき腹が痛くなってきたのと暑くて体に熱がこもっているような感じがしてペースを意図的に落としたからです。心拍を落ち着けたら湖畔に下りる頃にはだいぶ楽になっていました。その後神山の中腹まではスムーズだったのですが、途中から呼吸が苦しく感じられるようになり、ちょっと気持ちも悪くなりかかったのでペースをさらに1段階落としました。(キャプテンの背中をとらえたのですがまた離れていきました。。)そのごぐんぐん勢いがおちましたが、ラスト平坦になってからはまた頑張ったようです。

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2007年5月23日 (水)

箱根直前分析

さて、箱根が近づいてきました。私はアナライザーらしいのでアナライザー的な分析を少々やってみます。

■箱根と山耐比較
距離での比率は、55km/71.5km=約77%
累計比高での比率は、3800m/4300m=約88%
平均すると82.5%
優勝予想タイムは、7時間53分*0.825=6時間30分。
これはオフィシャル優勝予想タイムと全く同じなのだが、果たしてこういう計算がされているかは不明。なお、9時間だと7時間26分、10時間だと8時間15分となる。試走のタイムが円井くんのHPに載っているが、そのタイムからも妥当な予測だといえるだろう。そして完走するには制限時間が14時間だから、山耐17時間の力が必要となる。昨年の山耐で17時間以内の完走者は630人ほど。出走者は2000人で、これだと完走率は1/3以下というとても厳しい数字になるが、実際どうなるだろうか。

■天気と気温
天気は晴の予報。箱根は局地的に雲がかかることもあるが(4月に行った時がそうだった)今回は多分山の上もきっちり晴れるような気がする。気温については、平地で26℃の予報になっている。コースは標高1000m前後で推移するので6℃低いとすると、20℃前後の中を走ることとなるだろう。それぐらいだと木陰は涼しい。が、開けたところはやはり暑い。体感温度は30℃ぐらいに感じるかもしれない。ただしスタートは6時。8時ぐらいまでは結構ひんやりしているはず。そう考えるとCP1までの水の消費量はあまり多くないかもしれない。逆に言えば、中盤以降は一気に消費量が増えるから油断ならない。関門でしっかり補給することが重要。得られる水の量に制限があるのか、前日の競技説明会で要確認事項だろう。あと、前日の午前中まで雨の予報なので、トレイルは多少滑りやすいかもしれない。

■食料
ザックと服装とシューズは決まっている。食料をどれぐらい持つかが悩みどころ。北丹沢以上山耐以下ではあるのだが、加減が難しい。最後に神山があるので少なすぎるのは良くないだろう。後半暑くなって食欲がでるのかも気になるところだ。水と一緒に摂れるグリコーゲンリキッドのようなものがいいかも。

■レース展開
参加選手層が不明なのでわからないが、ポピュラーな箱根であり、宣伝の効果もあって、トレイルレースの常連だけでなく、マラソン等で鳴らしているスピードランナーも参加してくるのではと思っている。また全般的にそれほどテクニカルなトレイルでもないので、序盤からハイペースが予想される。ただし神山のアップダウンはトレイルランの経験がある程度ないとこなせないだろうというのが自分の見解である。仮にもしこのレースでいきなり上位に入る新星が現れたとしたら、その選手は相当な器だと思う。

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2007年5月19日 (土)

今日はレスト

今日はお山は休みでした。家の風呂場のリフォーム中で、待機をしてないといけなかったからです。天気もよくなかったし、ちょうどいい休養でした。

そんなわけで、いろいろな方のブログ等を拝見していました。やはり先週のTTRの話題が気になります。完走された方の報告を読んでいると、やっぱり一筋縄ではいかないレースなのだなと感じました。ひとつ思ったことが、このレースを走破するには、選手同士であったり、応援している人であったり、人と人のつながりがすごく大切なんじゃないかということです。こういうハードなトレイルランは、対自然であったり自己への挑戦であったりというイメージがありますが、それだけではなく、長距離でハードになればなるほど人は戦う相手というより、時には励まし合って、お互いにゴール目指す存在となりうるのだと思います。

TJARはよりそういう傾向が強いかもしれません。僕は亡くなったTさんと面識はありませんでしたが、親交のあった方のお話を聞くと、トレイルランを通じて、そういう人のつながりを身をもって知っていて、大切にされていた方なのではないかと感じました。今回残念な事故であり、安全についてよく考えなければいけませんが、Tさんの遺志を継げばトレイルランの世界を前向きな方向へ進めることはできるのではないか考えています。

来週の箱根のレースでは、頑張って走るのはもちろんですが、多くの人と共有できるのものがあればいいなと感じています。幸い、靴擦れの痕はだいぶ固まってきたようで、来週には影響ない状態まで回復しそうです。

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2007年5月13日 (日)

TTRと多摩

いろいろ考えさせられた週末だった。

土曜日、棒ノ嶺までハイキングに行った。TTRの応援を兼ねた気楽なハイキング、のはずだった。10時半にトップの2人が通過してから、ぼちぼち選手が通過する。想定より選手の通過が早く、皆余裕もありそうで、応援している側もうれしい。写真を撮ったりして、山頂でゆったり過ごしていた。しかし、役員の方に「怪我人が出た」という一報が入り、事態が急変する。状況がどんどん悪い方向に向かっていくのを感じた。そして一番残念で悲しい結果になってしまった。Tさんとは直接面識はなかったが、自分の脚で日本海から太平洋まで縦断を達成した人が、自力で山を降りることができなかった、そのあまりに信じがたく急な結末にとてもショックを受けた。

そして今日はオリエンテーリングの大会。どこか集中しきれないところがあったのだろうか、スタート地点まで来ているのにスタート時間を勘違いして遅刻スタートになるという、今までやったことのないような失敗をしてしまう。それでも冷静にレースを進めたが、今度はOシューズが足に合っていなく、かかとの皮がベロンと剥がれて、終盤はまともに走れなくなってしまった。しばらく履いていなかったのが原因。つまり、オリエンテーリングをしばらくやっていなかったということ。今日のレースはそれが招いた結果であるということ。走力がついてこようが、ミス率が低かろうが、肝心なものが欠けていたということだろう。

070513

次はハコネ。何とか治ればいいけど、、

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2007年5月 6日 (日)

五日市-浅間峠と瀬音の湯

070502

連休中のトレイルランの記事を追加しておきます。これは5月2日の記録なのですが、五日市-浅間峠つまり山耐のコースCP1まで。タイムは2:38:22。去年のレースより12分早く、練習での最高タイムも6分更新。心拍は160台を徹底してキープ。

8時間台で走るためにはCP1まで2時間40分を切ることが必須条件のひとつと思っているので、まずは達成で喜ばしいことです。それにしても、ここ数年この区間のタイムはほとんど進歩がなかったので大幅な更新は不思議な感じもします。秋以降のトレーニング内容がよかったのか、直前にハードなトレイルランをやったことで心肺機能が活性化していたのか、、分析してみる必要がありそうです。 

あと、瀬音の湯にも寄ってきました。車で行くと結構回り込まないといけないんですね。感想は、、
・出来たばかりなのできれい(当たり前)
・風呂はいたって普通。お湯の質はつるつる温泉に似ているか
・座敷の休憩室がない(これは最大のマイナス点)
・食堂、土産物売り場がバラバラで行くのに靴を履かないといけない
・露天風呂のこぼれたお湯が土の上に直接流れている、そのうちコケが生えそう
と、いう感じでやや辛口な評価となってしまいました。建物の構造がよくない気がします。

今日はGW最終日。天気も雨模様だったので、近所で少し走ってあとは家でゴロゴロ。やや疲れも出たので富士のOL大会はやめてしまい、来週目標のレースが控えているのですが結局連休中はOLは一度もやらずに終わってしまいました。

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2007年5月 3日 (木)

仙丈ヶ岳

雪山登山にチャレンジ、ということで、南アルプスの仙丈ヶ岳に登ってきました。戸台-北沢峠-山頂の往復です。天候に恵まれ素晴らしい景色でした。まずは写真アップしておきます。

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装備としては、足回りはゴアテックスのトレランシューズ+10本爪アイゼンでした。グリベルのコンドルというストックとピッケルの中間みたいなものを持っていたので、それを使用しました。あとはゴアテックスの雨具上下、スパッツ、目だし帽、手袋、ヘッドライト等も持っていきました。何とかリアクターに詰め込める感じでした。

070500

 

 

トレランシューズ&アイゼン

 

 

 

感想ですが、アイゼンのフィッティング特に問題なく、足先も冷たくなることもありませんでした。所要時間は雪のないところは普通のトレランランと基本的には大差なしで、コースタイムの35~40%ぐらい。北沢峠より上はアイゼン装着でコースタイムの50%といったところでした。このあたりは雪の状況で変わってくると思います。今回は雪の量は多かったですが、良く締まっていてラッセルするようなところはなく、コンディションは良いほうだったと思います。(6:00戸台-8:05北沢峠8:10-10:10仙丈ヶ岳10:30-12:00北沢峠12:10-13:50戸台)

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