ロゲイン続き
自分の体力をベースにして考えた高得点の回り方は何通りかありますが、いずれもだいたい1350点程度になります。速報の段階でぞんびと野獣チームがほんとに1350点をマークしていたのでかなり驚いたのですが、実際は1150点でした。(推定される巡航速度からすると1150点というのはいい点数です。)
パターンその1:電車利用その1。高麗郷と天覧山エリアで取れるだけ取って、11:11の電車で吾野に行き東郷公園-高山不動経由で西武北側エリアをCPを拾いながら下りて来る。電車の本数も多くリスクは小さい、時間調整もしやすい回り方です。
パターンその2:バス利用その1。ダッシュで天覧山エリアをクリアし、9:35天覧山下から中沢行きのバスに乗る。これは去年自分がやった戦法。で、竹寺-子の権現-東郷公園-高山不動と高得点をつなぐ。この時点で多分12:00ぐらい。さらに欲を出して黒山三滝、桂木観音を取って、一本杉峠に戻りあとは時間を見つつ下って来る。玄人好みのルートだろう。
パターンその3:バス利用その2。天覧山、高麗郷である稼ぎ八耳堂を取ったあとに、10時台の名栗方面バスに乗る。倉掛峠-竹寺-子の権現-東郷公園-高山不動と高得点をつなぐ。高山不動では13時15分ぐらいになってしまうだろう。ここからはかなり頑張ってできるだけ多く拾って尾根を下る。
パターンその4:交通利用なし。OMAPエリアと高麗-顔振峠までエリアを残さず取れば、1300点ぐらいになります。多少取りこぼしがあっても頑張って黒山三滝か東郷公園も含めればやはり1350点ぐらいが狙えます。ただし取りきれない可能性もあります。出戻りも多く時間が読みにくいのが難点。
パターンその5:電車利用その2。八高線利用パターン。高麗郷で稼ぎ10:22高麗川発越生10:33。大高取山-桂木観音-黒山三滝-高山不動で12:30ぐらい。時間に余裕があるのでそこから結構多く拾えると思う。八高線にさえ乗り遅れなければリスクも小さい。何気にオススメルート。
パターンその6:最後に電車利用その3。丸山は最高点だが、あまり点数は伸びないと判断した人が多いだろう。私もそのような得点設定にしていて、取りに行くのは基本的には失敗としている。ただし必殺技を用意している。ダッシュで天覧山エリアをクリアし、東飯能9:45の電車に乗る。10:15正丸で降り、伊豆ヶ岳へ。旧正丸峠、そして丸山は往復で取る!刈場坂-高山不動までで、本気なら2時間40分。3時間は切れるはず。13:15として、あとは頑張るのみ。
■配点について
村越さんも書かれていたが、今回は会場近辺のO-Mapエリアのほうが配点が高くなっている。これは一つの理由として、3時間の部やビギナー層も考慮したことが挙げられる。ただし、ある程度以上の点数を狙う場合、交通機関利用なしで近場を全て取っても、交通機関利用しても大体狙える点数は同じになるようにしている。
そのため、遠方でもアプローチのしやすい高山不動の点数を高めにした。最も奥地に位置する丸山に関しては、かなり配点に悩んだが、230点となった。これは今回狙える最高得点を1300点台と予想しており、競技時間が6時間なので6で割ると220-230点ぐらいになるということから算出している。また、全部で区切りよく3000点としたかったので、どこかを上げればその分どこかを下げる必要があり、配点が難しかった。よって、芦ヶ久保-丸山-伊豆が岳-子の権現という山岳王道コースの点数は伸びない設定になってしまった。
■CPごとの通過チームの考察
CPごとの通過チーム数を見ていると、最も通過チームが多いのがCP39で、64チームが通過している。得点は最低の20点であるが、近いことが人気の理由だろう。遠方では高山不動人気で23チーム。東郷公園が20チーム。比較的とりやすく、その後に展開しやすかったから人気になったようだ。最高得点の丸山は4チームで予想より少なかった。あと20点アップして250点でもよかったかもしれない。そうすればおそらく倍のチームが行っていたと思う。少ないのは伊豆が岳と旧正丸峠で2チームで、今回は最奥に丸山あるため、地味な位置づけになってしまったためだろう。これはある程度予測していた。また、面白いことに天覧山(37チーム)よりアトム像(42チーム)のほうが行っているチームが多い。点数は天覧山のほうが高いのであるが、電車の時間等微妙なところで取れなかったことも考えられる。
なお、ランの上位チームの結果をみると、いずれもチームもOMapエリアで得点を稼いでいる。ただしその後の展開が3パターンわかれているようだ。①高山不動パターン(スペシャル高橋、ぞんびと野獣)、②竹寺、子の権現、東郷公園パターン(まっぱ)、③武蔵横手周辺パターン(スペシャル村越、ほっこりまっこり、とれいるざんまい)。
一方MTBのほうは1位のD9捜索隊がOMapエリアはほとんど捨てて、丸山-刈場坂-高山不動-黒山三滝-桂木観音というランでは考えられない取り方をしている。
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