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2007年3月27日 (火)

ロゲイン続き

自分の体力をベースにして考えた高得点の回り方は何通りかありますが、いずれもだいたい1350点程度になります。速報の段階でぞんびと野獣チームがほんとに1350点をマークしていたのでかなり驚いたのですが、実際は1150点でした。(推定される巡航速度からすると1150点というのはいい点数です。)

パターンその1:電車利用その1。高麗郷と天覧山エリアで取れるだけ取って、11:11の電車で吾野に行き東郷公園-高山不動経由で西武北側エリアをCPを拾いながら下りて来る。電車の本数も多くリスクは小さい、時間調整もしやすい回り方です。

パターンその2:バス利用その1。ダッシュで天覧山エリアをクリアし、9:35天覧山下から中沢行きのバスに乗る。これは去年自分がやった戦法。で、竹寺-子の権現-東郷公園-高山不動と高得点をつなぐ。この時点で多分12:00ぐらい。さらに欲を出して黒山三滝、桂木観音を取って、一本杉峠に戻りあとは時間を見つつ下って来る。玄人好みのルートだろう。

パターンその3:バス利用その2。天覧山、高麗郷である稼ぎ八耳堂を取ったあとに、10時台の名栗方面バスに乗る。倉掛峠-竹寺-子の権現-東郷公園-高山不動と高得点をつなぐ。高山不動では13時15分ぐらいになってしまうだろう。ここからはかなり頑張ってできるだけ多く拾って尾根を下る。

パターンその4:交通利用なし。OMAPエリアと高麗-顔振峠までエリアを残さず取れば、1300点ぐらいになります。多少取りこぼしがあっても頑張って黒山三滝か東郷公園も含めればやはり1350点ぐらいが狙えます。ただし取りきれない可能性もあります。出戻りも多く時間が読みにくいのが難点。

パターンその5:電車利用その2。八高線利用パターン。高麗郷で稼ぎ10:22高麗川発越生10:33。大高取山-桂木観音-黒山三滝-高山不動で12:30ぐらい。時間に余裕があるのでそこから結構多く拾えると思う。八高線にさえ乗り遅れなければリスクも小さい。何気にオススメルート。

パターンその6:最後に電車利用その3。丸山は最高点だが、あまり点数は伸びないと判断した人が多いだろう。私もそのような得点設定にしていて、取りに行くのは基本的には失敗としている。ただし必殺技を用意している。ダッシュで天覧山エリアをクリアし、東飯能9:45の電車に乗る。10:15正丸で降り、伊豆ヶ岳へ。旧正丸峠、そして丸山は往復で取る!刈場坂-高山不動までで、本気なら2時間40分。3時間は切れるはず。13:15として、あとは頑張るのみ。

■配点について
村越さんも書かれていたが、今回は会場近辺のO-Mapエリアのほうが配点が高くなっている。これは一つの理由として、3時間の部やビギナー層も考慮したことが挙げられる。ただし、ある程度以上の点数を狙う場合、交通機関利用なしで近場を全て取っても、交通機関利用しても大体狙える点数は同じになるようにしている。
そのため、遠方でもアプローチのしやすい高山不動の点数を高めにした。最も奥地に位置する丸山に関しては、かなり配点に悩んだが、230点となった。これは今回狙える最高得点を1300点台と予想しており、競技時間が6時間なので6で割ると220-230点ぐらいになるということから算出している。また、全部で区切りよく3000点としたかったので、どこかを上げればその分どこかを下げる必要があり、配点が難しかった。よって、芦ヶ久保-丸山-伊豆が岳-子の権現という山岳王道コースの点数は伸びない設定になってしまった。

■CPごとの通過チームの考察
CPごとの通過チーム数を見ていると、最も通過チームが多いのがCP39で、64チームが通過している。得点は最低の20点であるが、近いことが人気の理由だろう。遠方では高山不動人気で23チーム。東郷公園が20チーム。比較的とりやすく、その後に展開しやすかったから人気になったようだ。最高得点の丸山は4チームで予想より少なかった。あと20点アップして250点でもよかったかもしれない。そうすればおそらく倍のチームが行っていたと思う。少ないのは伊豆が岳と旧正丸峠で2チームで、今回は最奥に丸山あるため、地味な位置づけになってしまったためだろう。これはある程度予測していた。また、面白いことに天覧山(37チーム)よりアトム像(42チーム)のほうが行っているチームが多い。点数は天覧山のほうが高いのであるが、電車の時間等微妙なところで取れなかったことも考えられる。
なお、ランの上位チームの結果をみると、いずれもチームもOMapエリアで得点を稼いでいる。ただしその後の展開が3パターンわかれているようだ。①高山不動パターン(スペシャル高橋、ぞんびと野獣)、②竹寺、子の権現、東郷公園パターン(まっぱ)、③武蔵横手周辺パターン(スペシャル村越、ほっこりまっこり、とれいるざんまい)。
一方MTBのほうは1位のD9捜索隊がOMapエリアはほとんど捨てて、丸山-刈場坂-高山不動-黒山三滝-桂木観音というランでは考えられない取り方をしている。

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2007年3月25日 (日)

レクロゲイン終了

奥武蔵レクロゲイン、無事終了しました。雨の中参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。

今回はコース設定担当ということで、初めて自分が走らないロゲインとなりました。いろいろと試行錯誤して得点を設定したコースで、一体みんなどういう回り方をするのだろうと興味深々でした。優勝したぞんびと野獣チームの回り方は、自分が想定していた作戦のひとつで、その中でも効率的かつリスクの少ない、いい作戦だったと思います。スペシャルランナーの高橋君も似たようなルートで、フット部門ではこれが王道だったのかなと思います。(簡単にいうと天覧山、高麗郷のOマップエリアで得点を稼いだあと電車に乗り高山不動から西武線北側の尾根を下りてくる)作戦タイムが短いなかで見抜いたのは素晴らしいと思います。

一方、全体で一番の高得点を出したMTB部門のスペシャルライダー宮林さんのルート取りは自分にはまったく想定外でした。想定できなかったのはMTBの機動力をあまりわかっていないからだと思います。もし自分がMTB部門でロゲインに出たら、あまり点数は伸ばせないだろうと思いました。ロゲインでは、もちろん移動速度が速ければ有利ですが、自分の移動速度を把握できていることも戦略を立てる上ではとても重要だと感じました。

ちなみに今回かなりCPが分散していましたが、誰も行かなかったCPはなく最も少ないところでも2チームが行っていたようです。プランナー冥利につきますね。

自分が想定していた他の回り方については続きで書きたいと思います。

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2007年3月19日 (月)

富士スプリングカップ

昨日は久しぶりの富士でのオリエンテーリングに行ってきました。ワンマンリレー形式ということで、珍しい一斉スタートのレースでした。富士山麓テレインの場合、通常なら技術的な要素を課題としますが、今回は走力の確認が目的でした。(もちろん人を利用しつつも地図読みをするという技術も必要ですが、、)

3周のうち、一番苦しかったのが1周目の後半でした。かなり早い段階で心拍が180に達してしまい、みんななんでそんなに速いの?という感じでついていけませんでした。2周目に入ると集団もばらけて、一旦マイペースに落とすことができたので楽になりました。気がつくと順位も上がっていたようです。

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レースのハイライトは3周目、序盤は1人でやっていたのですが、途中から錚々たる面々とパックになりました。3-4の登りで前方に加藤、後ろから鹿島田さんが迫ってきて、まず3人に。さらに4-5で小泉も合流。5-6で松澤さんが猛追してきて、5人の大集団となりました。自分は先頭には出ず、誰かについていく作戦。。(もちろん人を利用しつつも地図読みもちゃんとしてますが、、)それで、会場脇を3位争いしつつ通過したのですが、やはりラスト勝負は負けてしまいました。でも、以前は合宿でこういう練習よくやったなあという感じで、楽しめました。前半は苦しかったですが、80分トータルで考えるとよく走れたと思います。

 

それから、レース中はほとんど気になりませんでしたが、最近左脚の状態が悪く、おそらく坐骨神経痛だと思うのですが、練習を控えないといけないようです。走る習慣がついてしまうと逆になかなか休む気になれませんが、ちょっと自重しつつ、2週間後の京葉大会に備えたいと思います。

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レースとは関係ありませんが、途中、樹海と本栖湖と白根三山

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2007年3月11日 (日)

40分の彷徨

土曜日、朝7時40分、笹子をスタートし、清八山-黒岳-鬼ヶ岳-三方分山と順調にトレイルランをしていたが、釈迦ヶ岳を過ぎ、「富士・富士五湖」のマップの端っこまで来ると、急に道がなくなり、藪の中に迷い込んだ。13時半のことだった。地図には道が出ているのにおかしい。下り過ぎてしまったようなので、強引に急斜面を登り返す。しかし尾根に出てもだめ。藪をかき分けて進む。イバラが痛い。そのうち平坦なところに着く。今日はコンパスを持っていない。方向を失う。しかももう登山地図の範囲外で、道路地図のコピーしかない。甘くみていた。良くない状況だ、落ち着こう。そうだ、時計にコンパス機能がついていた。どうやら逆走している。方向を取り戻し、尾根に取り付きを忠実にたどる。すると急に目の前に登山道が現れる。14時15分、ミステリーワールドから抜け出し、蛾ヶ岳-市川本町15時40分着。

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 心拍は150前後で。長距離向けの走りです。ラップが取れていない(赤丸がない)あたりで、やっちゃってます。

 

 

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真ん中の大きいのが黒岳。奥には南アルプスも見えます。

 

 

 

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 この日は特にきれいだった気がします。富士には霧氷もよく似合う?

 

 

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2007年3月 3日 (土)

再び高尾陣馬

今日はいっちーキャプテンと再び高尾陣馬に行ってきました。稲荷山コースも解禁になったので、正規のタイムトライアルコースで走ることができました。6月まで80分程度のレース(OL)を5レース予定しているので、それぐらいの競技時間の走力を知るには絶好の機会です。今日はなぜか他にもランナーが多く、30人ぐらいとすれ違いました。

タイムは76分30秒。できれば75分台で走りたかったけど、悪くはないと思います。28:10(一丁平)-37:46(小仏峠)-64:51(明王峠)-76:30(陣馬山)。前半は前回の2月上旬の時より速く、明王峠以降が20秒ほど遅かったです。特別バテたわけではないので、泥濘でノメったためだと思います。

しかし今日のキャプテンは速かったです。先週同様腹痛で終盤失速したとのことですが、73分台。スタートは1分半ずらしましたが、最初の沢から離れる地点で姿が見えたのにはたまげました。ちなみにその地点までは、前回より自身も40秒ほど早いので、そのスピードに驚きです。

復路は基本的にゆっくりですが、登り返しだけはスピードアップ。脚は乳酸がたまって動かない感じ。4分ほどの登りが2回で、いずれもキャプテンから10秒遅れぐらい。心拍も184まで到達。

そんな感じで緩急つけながら、高尾山口に到着。今日の消費は水300ml、パワージェル1個と、セコイヤチョコ1個。当然ながら、喉も渇き、腹も減っており、とりあえず車に戻ってコーラでも飲んで、何か食料を、、と思っていました。すると、キャプテンから「もう1本あるけど、付き合う?」との一言。「まさか、もう1往復??」とか思ったけど、そうではなくて、1000mダッシュを1本やるとのこと。それならば、と思ったけど、大垂水峠方面の「東京まで54km」ポストまで向かう途中、明らかな飯バテを感じ、ジョグなのに心拍は150。こんな状態で1000mやったらどんなことになるかと、かなり弱気に。それでも、勢いよく飛び出すが、300mぐらいでもはや脚に力が入っていない感じ。いつ止まるかと思いつつも、何とかこらえ、残り100mで53kmポストが見えると、どこにそんな力が残っていたのか、最後は猛ダッシュ。何とか3:19でまとめました(市岡さん3:13)。やればできるもんだ。この練習、実戦的でなかなかよかったです。(かなりつらいですが。)

今日の各種結果から、市岡さんとの走力比でだいたい104%になるようです。先週はラッキーだったということで、、

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