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2006年7月29日 (土)

南アルプス登山

翌日は登山に行くため、6時前に友人宅を出発しました。当初は八ヶ岳方面に行く予定だったのですが、ひとりキャンセルしたため、行き先を南アルプス方面に変更しました。朝は富士山の赤い山肌がくっきりみえ、梅雨明けを思わせました。ワクワクしながら静岡方面へ向かいます。静岡からは大井川の奥地まで長い山道のドライブで、登山口には11時前に到着しました。

今回はいつものガツガツ走る山登りではなく、テントを担いだのんびり登山です。僕自身はレースの翌日であるし、たまにはそういうのもいいでしょう。 コースは畑薙ダムから入り茶臼小屋でテント泊、翌日茶臼岳・上河内岳に登り下山というものです。

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畑薙大吊橋。幅20cm!

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夕刻、テント場から稜線を見上げる。

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翌朝、日の出と雲海と富士山。

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朝の茶臼岳。稜線を歩いているとブロッケン現象も見れました。

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わーい、楽しいなあ。

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上河内岳の山頂から。聖岳方面です。

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雷鳥の親子。子供のほうがどこにいるかわかりますか?

 

 

 

 

 

と、いう感じで天候にも恵まれ、リフレッシュできました。

正直なところ、今回の登山、当初は天気予報も微妙で、果たして楽しい雰囲気をつくりだすことができるのかと、少なからず不安もあり緊張感もありという感じでした。でも、山は僕らを穏やかに迎え入れてくれ、そんな不安はかき消してくれました。山が好きな気持ちと、楽しもうという気持ちがあったから、山の神様も味方してくれたのかなあと勝手に思っています。すごくいい時間を過ごすことができました。感謝ですね。もちろん、厳しい表情を見せ付けられることもあるでしょうが、そのときは乗り越えていくことに意味があると思うし、そんな気持ちで頑張っていければなあと思いました。

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2006年7月28日 (金)

富士登山競走

毎年恒例の富士登山競走に参加してきました。今年も何度か試走に行ったのですが、残念ながらタイムは去年より1分強悪い3時間19分56秒に終わりました。スタート直後から喉の渇き、胸の苦しさ、吐き気、そして汗のかき方も普通ではなく、馬返しから5合目間で一時完全に歩みが止まってしまいました。その状態から五合目から上を94分台でまとめたことは一応評価はできるのですが、前半で調子を崩してしまった原因がはっきりしないと何だか落ち着きません。レースにでるのに不安が残ってしまいそうです。また成績が頭打ちなこともあり、レースに対する新鮮味が薄れてきてしまったかなーという気もしました。タイム的に進歩がないようなら、平日に休暇を取って参加する意味もあまりないですしね。方向性としてはロードも早く走れるようになるか、徹底的に山を強くして五合目より上を90分以内で走れるようになるかどちらかでしょうね。出るからには何か目標をもたないと。

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スタート前の会場の風景

山頂は寒かったせいか5分ほどの滞在で下山開始。いつも思うのですが、レース後は5合目、バスに乗って市役所へ戻るにしたがって気温も上がるせいか気だるくなってきます。5合目でもらうオニギリが喉を通らず、会場で吉田のうどんをガツガツ食べるのも毎年のことです。そして、ぐったりしながら午後の商店街を抜けて駐車場まで戻って一安心と。まあ、夏到来を感じさせる一連の流れという感じで嫌ではないですけどね。

その後は金田主将と西湖方面の温泉にいって夕方まで時間をつぶしたのち、忍野村に住む友人と「牛舎」という焼肉屋に食べに行きました。ここはなかなかおすすめです。腹いっぱい食べました。しかしビール一杯でぐったりで、夜は疲労のためか10時ぐらいには眠りにつきました。

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2006年7月16日 (日)

海の日3連休

海の日3連休、今年は例年より若干早いため、まだ梅雨明け前。しかも休日出勤の可能性があったのでごく普通の週末といった気分でした。それでも安斎さんからアルプス縦走の話があったので、いろいろ相談して日曜日に南アルプスに行くことにしました。コースはしらびそ峠から大沢岳に登り、赤石岳、荒川岳を経て、三伏峠から鳥倉林道に下りるという、マニアックかつダイナミックかつ車2台でないと実現できない贅沢なものを予定しました。

まずはその前に土曜日は富士山に寄ってきました。2,3日前から猛暑になってきたので、涼しいところへ逃げたという感じです。富士山も5合目より上はガスもかかっていて涼しかったのですが、下のほうはかなり暑かったです。明日もあるので馬返しから本八合目までに絞って練習しました。

馬返し-五合目45:49 五合目-本八合目71:35

本番はあと5%早く走れば自己ベストが出るのですが、、。

富士山のあとは、西湖の近くの温泉に入り、白根ICから高速に乗り諏訪ICで降り、夕食を食べ明日の食料を購入。杖突峠-高遠-長谷村-分杭峠と通過し集合場所の大鹿村役場にPM9時に到着。車で仮眠。夜中雨の音がし始める。AM3時携帯が鳴り目が覚め、隣には安斎さんの車がすでに到着していました。で、車2台で鳥倉林道の登山口に行き、私の車を置いて安斎号でしらびそ峠に向かいました。雨がしとしと降るしらびそ峠にAM5:20に到着。5:35出発。

結局雨で予定のコースを行くことが出来ず、大沢岳を往復して終わりました。このコース自体はアプローチも長くアップダウンが激しい(登山口のしらびそ峠が1833mで一旦1070mまで下って2800mまで上がる)ので、全くの不人気コースのようです。他には誰にも会いませんでした。林道は長いし、登山道も荒れがちです。でもこのコース嫌いじゃないと思いました。ちなみに鳥倉林道のほうは駐車場があふれるほどの混み具合でした。そっちは塩見岳への最短ルートのためです。

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風が強く雨が吹きつけ寒いです。主将短パン!!くちびる真っ青。

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赤石岳、聖岳、しらびそ峠の分岐点です

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シナノキンバイ

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イワカガミ

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ガスのトレイル。ここは風がなく穏やかでした。

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今回の目玉はコレか。大沢渡の渡し篭

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雨のためか増水気味でした

下山時に捻挫をしてしまい。最後の林道は完全に歩きでした。捻挫はあまりしない質なのですが、かなり痛みがひどくヒヤヒヤしました。気をつけないといけませんね。(しかし富士登山競走に間に合うかどうか、、)

鳥倉林道へ車を回収後、温泉に入って帰路につきました。

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2006年7月 2日 (日)

北丹沢

Dscn0262 去年は故障中のため欠場したので、2年ぶりの参加となりました。4:46:29で7位でした。
過去に参加した際はいつも姫次への登りでへろへろになっていたので、今回の目標はそうならないこととしました。そのためにはオーバーペースにならないよう心掛ける必要があります。特にロードの部分で脚の筋肉を使い切らないことと、なるべく人と競い合わないように意識しました。

で、実際のレースはというと、スタートゲートが狭かったのでまずは猛ダッシュで先頭で抜けました。その勢いで最初のロードは先頭集団にいました。さすがに速いので一旦20位ぐらいに下げ、最初の登りをこなしました。その後はロードや下りではほとんど順位の変動はないのですが、登りで確実に順位をあげることができました。終盤の姫次では何故か逆走してきた渡辺さんとしばらく並走していたのですが、一気下りで2分離され、さらに登りでセーフティリードをついたと思っていたのですが猛然と下ってきた選手に再逆転され、入賞を逃してしまいました。ちなみにレース中は8位まで入賞だと思っていました。。。ガッカリ。

下りに課題はまだありますが、例年みたいな疲労感をほとんど感じることがなくゴールできたので、なかなか好印象の走りでした。こういうペースで走れれば秋の山耐もかなりいいタイムが出せると思います。それにしても去年なら2位相当のタイムですが今回は7位。山岳レースはほんとに選手層が厚くなってきてるなあと感じました。

ちなみに今回は腰痛気味だったので、ザックを背負うのをやめてウエストポーチとハンドボトルで臨みました。登りではポーチをお腹側に持ってくると腰への負担が小さく楽チンでした。ハンドボトルも片手が塞がるためコースを選びますが、今回は思ったより不便ではありませんでした。

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